
Kopenhagen in Architecture and design
学生時代、BIGと(ビャルケ・インゲルス)いう建築家が好きでよく真似していました。BIGはデンマーク出身の建築家です。また、デザインの街のイメージは強くて、家具やプロダクト等も有名です。
写真の世界3大がっかりの人魚姫もありますが(むしろ街中にあるこのサイズの彫刻でこんなに有名なことの方がすごいのですが 笑)
バックパッカーをするときにどうしても行きたかったのが、デンマーク、コペンハーゲンでした。

スイスからドイツ経由で電車で向かうと、その電車ごと船に乗り込み、ドイツのフェーマルン島からデンマークのロラン島まで20km程度の海峡を渡ります。
距離にして、瀬戸大橋の倍くらいの長さの海峡なので、橋もできていないのも納得です、電車ごと船の発想がすごい。
いきなり電車が格納され、周りの人は平然と船の甲板に出て行く光景で、何を間違えたんだろうと焦ります。
その後船内の線路と地上の線路が重なり、電車が北欧に入りました。

コペンハーゲン自体は、観光地の旧市街と、新興で再開発された新市街がわかりやすく別れた街です。
目的は新市街にあるBIGの集合住宅群です。書くまでもない有名建築なので、ここでの説明は省きますが、ちゃんと圧倒されました。
特に面積を最大にとりがちな集合住宅というプログラムで、そこだけではなく街並みとして、建物を一つのデザインとして納得してもらえる。そのデザインに対する寛容な文化は羨ましい限り。 そういえば、向かう途中のモノレールは新しいビルを貫通して通っていたりと、大阪でもありますが、デザインとして昇華されているところに敬意があります。

観光地になっている、旧市街では「ニューハウン(Nyhavn))という港町や「ストロイエ(Strøget)」という旧市街が有名です。
特にニューハウンのカラフルな建物群は有名だと思います。この物語が生まれそうな空気はなかなか他ではない街かと思います。
コペンハーゲンや北欧は、1日中ずっと太陽が低い状態です。
日本でいう、夕暮れ前のからいわゆるマジックアワーのような。
夕方のような澄んだ空気がずっと続いている雰囲気がずっと続きます。
そんな低い太陽高度に照らされて浮かび上がるカラフルな街並みは、日本で思うよりかなり印象的な空気を纏います。
これは行ってみないとわからないなと納得させられてしまう街並みなのでした。
