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ニューヨーク2 アートの街

グッゲンハイム美術館 ニューヨーク

街のいたるところにアート作品が設置されているニューヨークですが、世界的な美術館が多い町でもあります。

街のいたるところにアート作品が設置されているニューヨークですが、世界的な美術館が多い町でもあります。


ぱっと思いつくだけでも、メトロポリタン美術館、MoMA、グッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館、ニューミュージアム‥。大小合わせて100以上あると言われる それらを回っているだけで簡単に1週間くらいが過ぎてしまいます。

ニューヨークのメトロポリタンミュージアム
メトロポリタンミュージアム

1800年代、ニューヨークでは小さなギャラリーが裕福な市民をターゲットに出現し始めました。その後、移民の流入で、富裕層は北へ北へと移動し、それを追いかけるようにギャラリーも北に出現していきます。その頃、グッゲンハイム等の活動の甲斐あってヨーロッパからも絵画が流入しました。その歴史はアメリカ合衆国という民主主義の中で、使えるものだけが価値があるのではなく、富裕層がゆとりを持って文化をつくっていったようなイメージがあります。アートや建築が価値あるものと認められて上がっていったと思われます。一方で、アートという文化でもヨーロッパには負けないように足掻いていた、そんなアメリカの歴史の中でニューヨークの街並みが生まれたように感じます。


実はそれらの美術館の建築は日本人が多く関わっています。MoMAの谷口吉生さん、New museumはSANAAの妹島和世さん、西沢立衛さん‥。

もちろん日本でも多くの美術館を手がけている方々で、もちろん東京にも作品はあるのですが、代表作が東京よりは日本の地方都市や、ニューヨークにあるというのが、なんとも言い難いです。


ニューヨークMoMA 谷口吉生さん設計
MoMA


実は学生に見せるためや、この記事をあげるために訪れた当時の写真を見返したのですが、忘れ去っていた衝撃の事実がありました。

フランク・ロイド・ライトが設計した、 グッゲンハイム美術館です。ぐるぐるとスロープを回りながら7階分登っていく動線が特徴の美術館です。メン・イン・ブラックという映画で主演のウィルスミスが最初に走って登っていくシーンにも出てくる美術館です。

外観も内観も見た記憶があるのですが、学生時代に行った写真では改装工事中だったようです。内部の写真はあるので、無事、中の作品は見て帰ったようです。

20年近く前の記憶ですが、人間の記憶も感動もあてにならないもので、ちょっと恥ずかしい思いとともに、もっと現実で体験しないといけないなと考えてしまった写真になりました。



ニューヨークグッゲンハイム美術館フランク・ロイド・ライト設計
改修中のグッゲンハイム美術館

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