2022年4月19日住まいの照明計画空間を彩るものに欠かせないものに照明があります。 陰影礼賛という本もありますが、日本人は元々光に対する意識は高い国民でした。 しかし、実は日本人は照明が下手という声がよくあります。ともすると人間ばかり照らして、周りを照らさないという照明が多くなります。 人を直接照らすと「グレア」と言って不快な眩しさになってしまいます。コンビニの明るさは実はグレア。しかし、「グレア」を明るさと勘違いして生活している日本人はかなり多いのです。 本当の明るさとはものを照らし、その反射を見て、明るさを感じるものです。そして、照明計画は照らすものを考えるのがコツです。 まずベースとなる主照明をつけて部屋全体を反射光で明るくした後、補助照明で照らしたいものを照らし、合計で明るさを確保します。 今回はその照明器具についてご説明いたします。
2022年4月9日男の子は樹の上に家を、女の子は人形の家をつくる「男の子は樹の上に家を持ち、女の子は人形の家を持つ」と言ったのは有名な建築家でもある、フィリップ・ジョンソンです。 男性と女性でも住宅感は変わってくるようです。 わかりやすく分類すると、「夢を見る男性」と、「現実的な女性」とに分かれます。 「夢を見る男性」とは、男性は基本的に見栄っ張りです。住宅の外観や、中の素材、コンセプトなどに引かれます。 「現実的な女性」は掃除のしやすさや、動線の短さがまず気になるようです。古い考えではありますが、やはりキッチンは女性の城なところはありますので、キッチンや家事のしやすさ、収納の使いやすさはどうしても女性が気にするところです。 仲睦まじいご夫婦であってもそこは別の人間。私たちの前で旦那さんが見栄を張って使いやすさより格好良さ!とおっしゃっていても、おうちに帰ってから奥様に「ちょっと」などと言われたかはわかりませんが、その後使いやすさ重視の案に変更されることもよくあることです。 面白いのはトイレの浄、不浄も性別によって分かれるところ。 男性は基本的にトイレは汚いものとして扱います。用を足す以外はトイ