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雪と蛍の家

雪と蛍の家

竣工しました。

名前は今つけましたが、ある築80年の住宅のリノベーション。


今まで経験したことのない苦労した家になってしまいました。

お客様はお待たせしてしまいましたが、無事9月末お引き渡しができました。


今回はもともと和の建物をシンプルに良いところを残し、使いながらどう新しい海外の壁紙や、キッチンを入れていくかがテーマだったようにおもいます。お客さんのセンスの良さも相まっていい感じにできました。

そんなセンスも勉強になりました。


残工事もあってもうひと踏ん張りです。




これからの人口減少、住宅過多の時代にあって、ひとつひとつの建物を大切に、手を入れながら使っていくことは日本の、ひいては人類のテーマと考えます。


いまだに大きな建物を勉強する建築教育ですが、ひとつ、今ある現状をどう使って、どう変えていくかを考えていくことの方が、今求められている私たちの能力であると常々思います。そのためには、不動産や施工とを設計が橋渡ししていくことで、新たな都市づくり、まちづくりができていくのかなと思い、弊社のあり方も少しだけ変えていこうともがいています。


まだこちらも準備段階ですが、少しずつ少しずつ。

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