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和風住宅とイミテーションと日本の建物

LLLDKの家 トートアーキテクツラボ

"和風"という言葉に疑問を持っています。

和風の建物という言葉を見ることがあります。

”和風”の風というのが引っかかります。


和風ということは和ではないということ。

和風パスタはそもそも、パスタは日本のものではないので、そのパスタにしょうゆ味を足せば、和風になりますが、建物はもともと日本のものです。和風と言ってしまうことになぜ違和感がないのか?


和風ということは和ではないということ。

それでいうと、よくある建物の外壁のサイディングは木風、レンガ風、タイル風と偽物ばかりで本物とは言えず、

内装は壁紙と言いながら、紙ではなくビニルクロス。

昨今のビニルクロスは漆喰風、珪藻土風、織物風と風ばかり。

床は木目調のプリントフローリングとタイル風塩ビタイル。

確かに風な偽物でできている建物がが多いこと。


いつから日本の建物は偽物であることを許容したのでしょうか。


そもそも日本の住宅にはなかった、リビング。

リビング、は今や必須の部屋となっていますが、日本人は使い方が下手という烙印を押されています。

リビングは明治以降ここ100年くらいで日本でもできた部屋です。

一番日当たりの良い部屋をつくりますが、

結果、リビングはテレビ置き場になり、必須のソファは洗濯物置き場になになっています。


そもそもTVを観るときに一番日当たりがいい部屋にする必要があるのでしょうか?

西洋化以前の日本の住宅は部屋は大きさと方角がちがうが部屋を並べたものでした。

6畳、8畳など畳の大きさで部屋の名前として呼んできました。


そんな洋風の住宅に対抗して和風住宅ができていったようにようにも思えますが、内容はリビングを中心とした洋風のまま。そんな使い道もつかいかたもわからないイメージ先行の「おしゃれ風住宅風建築物」に「幸せ風」「家族風家族」が住むなんていうシャレにならないお話にならないといいのですが。


そんな現状を考えて、ある住宅を考えました。


居場所を数カ所つくる建物です。

リビングを細かく分けて日当たりのいい部屋、こもれる部屋、いろいろな居場所を作ります。

日向ぼっこの部屋、TVの部屋、ピアノの部屋、本を読む部屋、一人でぼけっとする部屋‥

その名も「LLLDKの家」。色々な居場所をつくっていく住宅です。


本物の家族になれるように。そろそろ着工します。


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