磯崎新さん　ご冥福をお祈りしています。

昨年末のことになりますが、建築界の巨匠である磯崎新さんがお亡くなりになりました。

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ご本人は断り続けていた、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を2019年に「もういいだろう」と言って受賞されたことからも、建築業界にいる色々な人以外にもご存知の方が多いと思います。

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個人としては何も知らずに建築学科に入った後、友達に誘われて行った水戸芸術館が、初めて建築家の「作品」に触れた機会で、「建築作品」を意識した初めての経験だったかと思います。

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最近、少し著作を読み返してみました。

2020年から続くパンデミックですが、その後建築や都市に関することも変わって来ています。特にリモートなどが可能になるなど、ネットワークで都市や建築が広がっていく社会になって来ました。

実は磯崎さんは数十年前から予想しており、２０世紀自由経済の中で「大都市」ができ、その後ネットワークにより、「超都市」ができると予言していました。

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ご存知の通り、今世界は予言通りに、1920年から続く「大都市」の時代が終わり、2020年「超都市」の時代に突入してしまいました。その後の展望について、どう感じておられたか、伺ってみたかったですが、著作等でも拝見できなかったことは残念です。　

ご冥福をお祈りしております。