20220301 フローリングの選び方

トートのコラム column

注文住宅を建てる際に、こだわるポイントの一つでもあるフローリング。

フローリングと一口に言っても実は多様です。

大きくは「無垢のフローリング」と、「複合フローリング」に分けられ、勘違いされやすいものに「塩ビタイル」や「クッションフロア」といった木目を模したものもたくさん出ています。また、「コルクフローリング」という新素材も発売されており、注目しています。

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「無垢フトーリング」は丸太から切り出した木材の反りを取ってまっすぐにして床材にそのまま使うもので、素材の質感がそのまま楽しめ、触り心地や見た目においても住まいを魅力的にしてくれる素材です。

人気のポイントとして、触り心地や踏み心地の良さ、香りや温もり。また、経年変化も魅力の一つです。

一方で、手入れが必要であったり、コストが割高であったりという点もありますが、部分的な傷や凹みをきれいに補修しやすいというプラスの面も持ち合わせています。難しい手入れではないので、楽しみながら生活できると思います。

「複合フローリング」は「合板」や「集成材」といった基材の表面に、化粧材(木や特殊シート)を張り合わせて作られます。

「集合住宅用」「防音用」「床暖房用」「ペット対応」など設置場所に合わせて選べる製品も多く、リフォームの際にも適した素材を選びやすいでしょう。

デメリットとしては、傷が付きにくいものの、もしも傷ができてしまうと、無垢材のような補修はできません。

 

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「塩ビタイル 」や「クッションフロア」は樹脂などを利用したリーズナブルな床材です。
 

表面は大まかに印刷されていますので、いろいろな柄を選ぶことができます。また、水に強く、メンテナンスの必要が少ないという特徴です。

​やはり本物の良さには劣るものの、最近では表面に凹凸の加工をされたものが出ているので、今までのように安っぽさも無くなってきたとおもわれます。
 

最近注目しているのは「コルクフローリング」です。

​ワインの栓に使われるようなコルクを床材にしたものです。自然素材ですので、体に優しく、比較的柔らかいので転んでも怪我をしづらく、水に強いという材料です。

多少高級ですが、タイルのようにひんやりすることもない、割といいとこ取りな材料かと思います。

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他にも最近の流行は「足場板」でしょうか。

本来は工事をするときの足場にするための杉の板ですが、それを床に貼り付けることで、床とします。

​ペンキなどがついた本当に足場として使われていたものや、エイジングしてそれっぽく見せているものなどそこも多様です。

弊社では他にも「合板」をフローリングのように割いて貼ったり、壁に使う「羽目板」をフローリングにしてみたり、自社の案件でいろいろ実験をし、お客様に最適なフローリングを自分たちで試しながらご提案しております。

建物の中でも実は普段から触れる部材というのは少なく、建具の取手意外で一番触れることが多いのが床です。

唯一、常に触れているところでもあります。

床は種類も特性も様々ありますので、じっくり選びながらご自身の希望の家づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか。

床きっと、日々の暮らしを豊かにしてくれるでしょう。