男の子は樹の上に家を、女の子は人形の家をつくる

「男の子は樹の上に家を持ち、女の子は人形の家を持つ」と言ったのは有名な建築家でもある、フィリップ・ジョンソンです。

男性と女性でも住宅感は変わってくるようです。

わかりやすく分類すると、「夢を見る男性」と、「現実的な女性」とに分かれます。



「夢を見る男性」とは、男性は基本的に見栄っ張りです。住宅の外観や、中の素材、コンセプトなどに引かれます。

「現実的な女性」は掃除のしやすさや、動線の短さがまず気になるようです。古い考えではありますが、やはりキッチンは女性の城なところはありますので、キッチンや家事のしやすさ、収納の使いやすさはどうしても女性が気にするところです。

​仲睦まじいご夫婦であってもそこは別の人間。私たちの前で旦那さんが見栄を張って使いやすさより格好良さ!とおっしゃっていても、おうちに帰ってから奥様に「ちょっと」などと言われたかはわかりませんが、その後使いやすさ重視の案に変更されることもよくあることです。

面白いのはトイレの浄、不浄も性別によって分かれるところ。

男性は基本的にトイレは汚いものとして扱います。用を足す以外はトイレなんて、ドアもみたくありません。脱衣所にトイレがあるというのも抵抗をするのは基本的に男性です。​よく考えたら飛ばすのは男性なので、汚くしておいてみたくないという割と身勝手な男性です。

逆に女性はトイレをそこまで汚いものとして考えていない気がします。トイレで化粧直しができるのも女性ならではではないかと思ったりしています。

​建築なんてもともと、法規、構造、材料、計画その他いろいろなものを考え含めて、全てを満たすことができるようにする仕事です。男性、女性両方の意見を最大限に取り入れるのが一番良い。

​​男の子も女の子も、老いも若いも、その場に関わっていただいている全ての方が120%満足して、建てて良かったと思えるおうちづくり。若い人が老いていく中で何十年も気に入って済んでくださるお家を作るため、今日も明日も日々検討をくりかえす日々です。


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