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塀と街並み






初めて塀をつくってみました。


ハウスメーカーさんと比べて、住宅に関してはハウスメーカーさんはCMや間にはさむ人たちの多いので、弊社の方がたくさん考え、安く作るということを心がけています。しかし、門やフェンスはなかなか僕たち設計士が作ってしまうと、既製品と比べて高くついてしまうため、お客さんにお任せすることが多いです。


今回、わけあってほぼ初めてフェンスを作らせていただきました。


アルミ製の支柱をたて、杉板の木製のフェンスを交互に貼っていくことで、目線を切りながら風通しを確保できるようなフェンスとなっています。

木材は少し前までは紫外線や風雨に弱く、数年でボロボロになっていました。

しかし、今の浸透性の塗料を使うと木部も外部につかっても強くなり、いい感じになりました。

SDG'sが叫ばれている現代で木材を外部に使っていくことができるのは、炭素を吸着させるためにも有効なつくりかたです。


街並みを考えるとき、意外と建物ではなく塀で街並みを整えようとするようです。

建築を始めたばかりの一年生の課題で、街並みを考える課題をつくることがあります。

そうすると、屋根の色を統一するのと同じ確率で塀を生垣にするという提案が出てきます。


もちろんその提案が悪いというわけではなく、統一感のある街並みをつくる上で充分有効な考えだと思います。

しかし、実際考えてみると、屋根は道を歩いている時よりは丘の上などから見たときに見えるものだったりもするので、屋根を統一するのは模型を意識しているのかなと思ったりします。塀で特徴をつけるのは家をつくっている身としては少し残念だったりします。


ブロック塀の威圧感は確かに残念なものです。路地から目をそらして家を考えていることを宣言しているようです。しかし、安いのも確か。それでいて、沖縄のブロックや、石垣の塀はおしゃれで面白い路地空間を作り出しています。


木製の塀を立てることも一つの選択肢となってくれれば、

そうすることで少しずつでも柔らかい街並みを作っていけたらと思います。

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