20210820 建築学生のインターンシップとオープンデスク

トートのコラム column

8月の夏休み中ということで、インターンの学生が来てくれています。

インターンシップは昔ではオープンデスクともいう建築設計の特有のシステムで、学生が勉強しにくるという名目でお手伝いしてくれるシステムです。

アトリエ系と言われる設計事務所の雇用は師匠弟子の関係に近く、設計事務所特有の儲けの少なさから、スタッフと言われながら給料が出ない場合も多く、​設計事務所によってはタダ働きをさせるだけの事務所も多いのが事実です。

では、時給を払えばいいのかということですが、一人前になるのに何年もかかるような専門性の多い設計という仕事は、正直、学生程度ではどんなに優秀でも進む仕事は少なく、お金がかかるくらいなら取らないという設計事務所も多いと思います。

そんな中で生まれているのがオープンデスクの制度で、事務所にとっては普段の忙殺されている業務の中ではできないような+@の仕事ができ、学生にとってはそれを学ぶ機会ができるというシステムです。

仕事には対価が支払われるべきと非難されることも多いオープンデスクですが、まあ、学生はお金を払って学校に行き設計していると思えば、学生が無料で勉強できるという点と、お金を払わないといけないというハードルを無くしているという点では無下に非難ばかりもできないかなと思います。

思えば、自分も学生時代は10を超える事務所の手伝いに行きノウハウを盗んで来たことが今でも大きな糧になっていると思います。

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​弊社でも、コロナの影響で少なくなりましたが、何人かのインターンの学生がきてくれています。
模型や、CGの作り方、人によってはコンペなど設計まで手伝ってもらっています。

少しでも来て良かったと思ってもらえるようにするためには、どうすればいいかを考え、なるべく話ができる機会を作ってあげることを考えています。

建築設計、建築家という、少し話しかけづらい人種のように見えますが、実態を知ってもらえる機会でもあるので、建築をそこまで深く知らない学生さんに良かったと思ってもらえることが、事務所内のスタッフ、強いてはお客さんにも来て良かったと思ってもらえる事務所作りになるのかなと考えるようになりました。

なお、まだ定員に若干の余裕がありますので、興味がある学生さんいらっしゃいましたら、contactからご連絡ください!