20210810 アフターコロナの小住宅

アフターコロナの住宅ということで、いくつか雑誌等に出してもらっています。

​コロナ渦の中で、ステイホームの需要が世界的に増えました。

そんな中世界的に住宅の建設ブームが起きています。先日コラムでも書いた​ウッドショックもその影響のひとつです。

一戸建てに住むということが多数派な中国、アメリカあたりで、新築住宅の需要が高まり、特に木材の供給が追いついていない、というところまで影響が出ています。

もちろん日本でも住宅建設ブームが起きています。

 リモートワークが増えた中で、​都心に住む意味がなくなり、郊外などに住居を構える方、

 遊びに行く場所がないため、別荘を構える方、

 リモートワーク用の仕事部屋を確保する方、

 離れを作って、ずっと家の中にいることを紛らわせる方

弊社にも昨年あたりから少しずつではありますが、そういったご依頼をいただいております。

石井邸外観.jpg

そんな中考えた住宅の一つに「コンテナと屋根の家」という小住宅があります。

形としてはコンテナを二つ並べ、その上に木造で屋根をかけて終わりのような計画です。

ローコストでありながら、しっかりと機能を備えるような計画としました。

鎌倉市と横浜市の中間くらいにある場所で、今は駐車場として遊んでしまっている土地に新しく住居を構え、趣味の部屋として使えるような計画でした。私たちは先行き不透明な中なので、趣味だけではなく店舗等の賃貸としての価値を考え、改修工事をすることなく店舗として活用できるような提案をしました。

建築は立てる際の確認申請で、一つの機能をあたえ、それに適合するように建てるため、

途中で転用してしまうと、構造上、法規上問題が起きることが多く、第二第三の使い方が難しいという宿命があります。

また、飲食店にする場合はグリストラップ 等設備に組み込まないといけないため、入れられない建物では飲食にしづらいということがあります。

新築時に最初から転用を考えて建てられているこの「コンテナと屋根の家」はそれらを最初から組み込んでおくことで、建物に新たな価値を見出しました。

さらにコンテナを使うことで、ローコストを実現することを考えました。

問題の多いコロナですが、その影響で建築にも新しい歴史を刻んで行くことを考えています。